ご家族地域の皆様のご理解とご協力で、2学期は神野っ子の大きな成長を感じます。特に、大きな行事(運動会・学習発表会・マラソン大会・道徳研究会等)に、みんなの力を合わせて認め合い励まし合いながら、一生懸命取り組みました。また、校外での活動(修学旅行・体験活動・スポーツ大会等)でも、準備や体験、まとめ学習を落ち着いて取り組めました。
その影には、「神野っ子3つのあ・あ・あ」があります。
そこで、2学期の終業式では、児童を見る目」と題して、次の例を使い話しました。
①近くの目・・あたり前をていねいに、小さな事にこだわり続けよう。
・今できることを全力でしよう。
②中くらいの目・・あとですぐにふり返り、ルーティンを持とう。
・一生懸命準備や練習したことを本番で最高の力として出せた。
③高い所からの目・・あきらめずに自己新記録、失敗と言われることは自分の大きな力に変えられる。
・人生は1億点満点のテストを受け続けているようなものだ。
これらは、メタ認知(人間が自分自身を認識する場合において、自分の思考や行動そのものを対象として客観的に把握し認識すること。)といわれ、大人になるために大切な教育の目的です。
先生や家族、地域、友だちなどの周りの人に認められ、励まされながら児童一人一人は、自己肯定感を高めます。そして初めて、人にやさしくできたり自分で考え行動したりするようになるのです。その続きとして、自分で自分をほめたり、励ましたり、叱ったりできる大人に成長します。それを意識しながら、「神様が見ている」と例えてイメージさせながら、外からの目を育てていきます。
それでは皆様、よいお年をお迎えください。
2016年神野小学校では、1月6日の宍粟市教育研究大会での発表をスタートに、「師弟同行」で3学期も児童と教職員がともに成長していきたいと考えます。引き続きご理解とご協力をお願いいたします。